こんにちは、Hiro(@Hiro_kaigostyle)です。
こちらのブログでは、介護職の面接や転職に関する疑問に答えています。
本人希望記入欄って何を書くの?空白のままでも良いのかしら?
こちらの記事では、以上のような履歴書を作成するときの悩みについて解説しています。
以上の方におすすめです。
履歴書の最後にある本人希望記入欄!
書きたいことはあるけど、「印象が悪くなりそうだから躊躇している方」や「書く内容が分からないから書いていないという方」も多いのではないでしょうか。
そこで、こちらの記事では本人希望記入欄に「書いて良いことダメなこと」や「例文」などを紹介しているので、ぜひ参考にして頂き履歴書の作成に活かしてもらえると嬉しいです。
介護施設への転職ロードマップをまとめました。
転職を成功させたい方は、こちらも一緒にご覧ください。
介護職必見!履歴書にある本人希望記入欄って何?
履歴書の最後にある本人希望記入欄は、希望の転職先に対してこれだけは働く上で譲れないという自分の意思を伝える欄です。
何も書かず入職してから「実は・・・」と後になってから伝えると印象が悪くなります。伝えるべきことは事前に伝えておき、転職後のトラブルに発展しないようにしておきましょう。
お互いが気持ちよく働けるように、双方合意のもとで労働契約を締結することが大切!
履歴書の本人希望記入欄に書いてはいけないこと
とはいえ、希望があれば何でも書いて良いかというと、そうではありません。
書くと印象が悪くなる内容もあるのでここで押さえておきましょう。
特に印象が悪くなる記述はこちらの3点です。
給与や待遇面の記述はNG
書類選考の段階で給与や待遇に触れるのはNGです。
履歴書にこれまでの実績が書かれていても、その実績が応募先の職場で発揮できるかどうかは別物です。
引き抜きは別として、給与の交渉は上司に実績を認められてからが基本です。欲だけで給与や待遇について記述すると間違いなく印象が悪くなるので注意しておきましょう。
自己PRや志望動機の記述はNG
本人希望記入欄は、自己PRや志望動機を書く欄ではありません。
ちょっとでも自分をアピールしたいと思う気持ちは分かりますが、あくまで「希望」を書く欄です。
本人希望記入欄にも記載されているように、「希望などがあれば記入する」ようにしましょう。
特になし・特にありませんの記述はNG
特に希望がないのだから「特になし」と書いて何が悪いの?
このように思う方も多いかもしれませんが、履歴書の書き方の面から言うとNGです。
履歴書を書く際の暗黙の了解とでも言いましょうか、特に希望がない場合も「無記入」や「特になし」とは書かず「貴施設の規定に従います」と書くのが正しい書き方です。
履歴書を作成する際にはマナーを守って記入するようにしましょう。履歴書の書き方について詳しく知りたい方はこちらの【介護職必見!】履歴書の書き方と注意点【テンプレートもご紹介】をどうぞ!
私も面接官として履歴書を見る機会は多いですが、給与・待遇面を書かれても頑張っている職員がいる中でその人だけを特別ひいきすることはできません。
ですので、給与・待遇面を重視する方は、初めから収入が見込める職場へ応募することをおすすめします。
履歴書の本人希望記入欄に書いて良いこと
では実際に本人希望記入欄には何を書けば良いのかをここからお話していきます。
本人希望記入欄に記入する内容で介護職に多いのはこちらの4点です。
入社可能日を書く
いつから勤務できるか明確にしておく方が採用されやすいと言えるでしょう。
理由は、担当者が採用スケジュールを立てやすいからです。
現在の勤め先に退職意思を伝えたのか伝えていないのか、退職意思があるのかないのか、いつ伝えるのか。このように入社可能日が定まっていない方の場合、本当に就職意思があるのか分かりません。
いつから勤務できるか明確にしておくことは合否にも直結するので、軽視しないようにしておきましょう。
連絡が繋がる時間帯を書く
面接の日程調整や合否の通知、またオリエンテーションなどで入職に際して事前のやり取りが行われます。
いつ電話しても繋がらない、折り返しの連絡もないとなると印象が非常に悪くなります。
したがって、連絡が必ず繋がる時間帯を記入しておく事は、相手への心遣いでありビジネスマナーの1つとして考えておきましょう。
職種・サービス種別を書く
応募先の事業所が複数の職種を募集している場合には、自分がどの職種を希望しているのか分かるように本人希望記入欄に記載します。
また、特養やデイサービスなど複数のサービスで介護職員を同時に募集している場合にも、自分がどのサービスを希望しているのか分かるようにしておきましょう。
育児や介護で仕事に影響する点を書く
育児や介護で急に休むことがある方も、本人希望記入欄に書いておくと良いでしょう。
もちろん印象は良くありませんが、黙って入職した後にそれが分かるよりも面接の段階で伝えておく方が何かとトラブルに発展しにくいのでおすすめです。
介護職の履歴書の本人希望記入欄の例文
履歴書を見ると「特に給料・職種・勤務時間・勤務地・その他についての希望があれば記入」とありますが、好き勝手書くのはNGです。特に給料については書かないようにしましょう。
そこで、実際にどのように記入すれば良いのかこちらで例文をご紹介しているので参考にしてください。
特に希望がない場合
「貴施設の規定に従います。」や「給与や待遇は貴施設の規定に従います。」でOKです。
入社可能日がはっきりしている場合
「◯月◯日より勤務させて頂ければ幸いです。」でOKです。
連絡が繋がりにくい時間帯がある場合
「土日はいつでも連絡が繋がりますが、平日は9時から18時まで就業中のため電話に出ることができません。恐れ入りますが、平日のみ18時以降でお願いできれば幸いです。」でOKです。
希望の職種が決まっている場合
複数の職種を同時に募集している場合、「介護職員を希望致します。」でOKです。
育児や介護が仕事に影響する場合
「子供の保育園の迎えがありますので、勤務時間は9時から17時までを希望致します。」でOKです。
履歴書の本人希望記入欄には何を書く?【まとめ】
こちらの記事では、履歴書の本人希望記入欄に「書いて良いこと・書いてはいけないこと」や記入する際の書き方として「例文」もご紹介してきました。
本人希望記入欄は字の如く希望を書く欄ですが、それを間に受けて何でも希望を書くと印象が悪くなります。特に給料や待遇について書くのはNGです。
履歴書を作成する際のマナーとして、ぜひ知っておいてください。
そう考えると、ほとんどの方が「貴施設の規定に従います」となるのではないでしょうか。
介護施設への転職ロードマップをまとめました。
転職を成功させたい方は、こちらも一緒にご覧ください。
実際に前職では良い成績を収めていても、蓋を開けてみると全く実績が残せずビックマウスで終えた職員を見てきました。