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介護職の転職

【参考】介護職のお給料は安い?実際にいくら貰っているのか年収別でご紹介!

介護職の給料【安い】

私がもらってるお給料って他の施設と比べてどうなんだろう?
高いのかな、それとも低いのかな…

気になる方が多いですよね。

安いと言われる介護士さんのお給料ですが、中には月収30万円~40万円もらっているという方もいらっしゃいますし、20万円にも満たないという方もいてまちまちです。

もちろん資格手当や夜勤手当、その他にも扶養手当や住宅手当、勤続年数などその方が置かれている状況によっても異なりますので、一概に多い少ないを判断することは難しいです。
また、地域差によっても変わってきます。

そこで、こちらの記事ではある介護施設で働く介護士さんのお給料(←私)を紹介しているので、興味のある方は参考にしてくださいね。

介護職は給料が安いのか?【1年目〜現在までの年収を公開】

介護士の求人を探すときに、皆さんが真っ先にチェックするのがお給料ですよね。
こちらでは、私の介護職1年目から現在までの年収の推移を表にしています。
先程も言いましたが、置かれている状況や地域差によってもお給料は異なりますのであくまで参考程度にお願いしますね。

年収(諸手当含む)介護経験(年数)
~300万円1年目
300万円~400万円2年目〜5年目
400万円~500万円6年目〜10年目
500万円~600万円11年目〜18年目
600万円〜19年目〜

介護職1年目の月々のお給料の手取り額は「14万円程度」でした。1年目は特に賞与も少なかったので、年収も230万円ほど。
今思うと少なかったんだな〜と思います。

介護職2年目からは年収も300万円を超え、ユニットリーダーとなった3年目には380万円くらいもらえる様になっていました。

それから勤続年数を積み重ね、6年目に400万円を超えました。そして、11年目に更に役職が上がり500万円を超え、現在は年収600万円以上という流れです。

役職に就かなければこれだけ貰うことは出来ていませんでした。

私がお付き合いのある近隣の介護施設は、勤続年数が長い方でしたら一般職員でも年収500万円以上もらっている方がいるそうですよ!ホント羨ましいですよね(笑)

働く職場や地域によって手当の額も異なるので、詳しくはこちらの記事で自施設の支給額と比較してみてくださいね。

資格手当も年収アップには必須ですので目指しましょう!

介護職員の給料(平均月給・年収)はいくら?【厚労省の資料を参考】

続いて、厚生労働省の「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」を参考にして介護職員さんの勤続年数毎の平均月給を見ていきましょう。

常勤の介護職員の平均給与(月収と年収)

勤続年数平均月給平均年収
1年(1年〜1年11ヶ月)283,480円3,401,760円
2年(2年〜2年11ヶ月)287,940円3,455,280円
3年(3年〜3年11ヶ月)291,010円3,492,120円
4年(4年〜4年11ヶ月)296,700円3,560,400円
5〜9年(5年〜9年11ヶ月)307,980円3,695,760円
10年以上350,820円4,209,840円
全体(勤続年数8.1年)315,850円3,790,200円
出典:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要
①上記の金額に含まれるもの(基本給+手当+賞与などの一時金)
②賞与などの一時金に含まれる額は、月給1ヶ月分で算出しています。
③勤続年数は、同一法人内の事業所(異動含む)での勤続年数の通算です。

こちらの平均月収・年収は民間・法人問わず全サービスにおける平均値になりますので、全ての介護職員の給与が上記表に当てはまるものではありません。
サービス毎の平均給与については改めて記事にまとめますので、そちらを是非ご覧ください。

介護職の給料を全世帯の平均と比較!

2019年の「国民生活基礎調査」によると、各種世帯の年間の所得状況を中央値で見ると437万円ですが、平均所得額は約552万円となっています。
※中央値とは「所得を低いものから高いものへと順に並べて2等分する境界値」のことです。

先ほど紹介した介護職員の平均年収と比べてみても、10年以上の勤続年数である420万円ですら中央値の437万円には届いていないことが分かりますよね。
ただ、これは世帯所得ですので夫婦共働きの方なら、中央値の437万円どころか平均所得額の約552万円を超えている方も多いのではないでしょうか。

令和2年に報告された「民間給与実態統計調査」ではどうでしょう。

こちらもほとんど変わらず平均給与は年収436万円という結果になりました。
介護職員さんで全産業の平均年収くらいもらおうと思えば、勤続年数10年以上は必要といった感じですね。

ただ、諦めないでくださいね!
役職に就けば500万円〜600万円も可能ですので目指したい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

給料が安いと思ったら自分で稼ぐという選択をしてみよう!

ツイッターなどを見ていると、収入を増やしたいと思っている介護士さんが多いように思います。
私の施設にも年に数名、介護職の方が休日を利用してまで夜勤をしたいと応募してくる事があります。

しんどいと思いますよ。大丈夫ですか?

大丈夫です!頑張ります!

こちらが「しんどくないですか?」と聞くと元気よく「大丈夫です!」と答えるのですが、大抵の方はヘロヘロになって数ヶ月、いや1月も経たずに辞めていかれる方もいます。

想像していたよりもキツかったのでしょうね。
体にムチを打って働くわけですから(苦笑)

十分な睡眠がとれず集中力を欠いて本業にも支障が出るので、個人的にこのような「労働に労働を重ねて稼ぐ働き方」はやめておいた方が良いと思っています。
もちろん短期的に稼ぎたいという方にとっては選択肢の一つかもしれませんが、ほとんどの方は違いますよね。

私も数年前から将来について考えるようになり、本業での給与所得以外に事業所得と雑収入など計6つの収入源を持っています。

ブログを頑張れば収入源になる

その一つがブログです。
まだまだ弱小ブログですが、1日3,000PVくらい集めるブログを別で立ち上げて運営しています。
それでも毎月5万円程度稼いでくれるのですからありがたいですよね。

現在は更新せず放置していますが、それでも毎日少額ですが勝手に稼いでくれています。
ほぼ不労収入という訳です。

月5万円でも年収60万円アップですから、大きな額ですよね!

個人事業主として開業する

私は介護施設に勤めながら個人でも事業(土地活用)を営んでいます。
私の中では副業というよりも資産を増やすという意味合いの方が大きいです。

そして営むといっても放ったらかしなので確定申告や償却資産の申告等を除けば大して何もしていません。これぞ不労所得の中の不労所得だと思っています。

今後は不動産なども購入しようと現在進めているところです。

全世界経済へ投資する

投資と聞くと良いイメージがないかもしれませんが、要するにお金がお金を産む仕組みさえ作れば後はほったらかしでも勝手にお金が増えていきます。

景気に浮き沈みはありますが、リーマンショックやコロナショックが来ても長期投資をやっている私にとっては返って都合が良いのです。

世界経済は常に右肩上がりですから!
その波に乗っていけさえすればほぼ負けることはありません。
もちろん、始める前にはひたすら勉強しましたけどね。

昔のように銀行に預けてもお金は増えませんから。

親から子へ。
子供が将来困らないように今のうちに親が投資について勉強しておくことは大切だと思っています。
私の介護施設でも少しずつですが、投資を始める職員が増えてきました。
これは良いことだと思っています。
知らない事・やらない事が損です。

介護職のお給料は安い?実際に月収・年収毎に比較【まとめ】

こちらの記事では、介護士さんの月収や年収について資料をもとにご紹介してきました。
給料が安いと言われる介護職ですが、10年以上頑張れば全産業の平均年収くらいには到達する事が分かると思います。
また、サービス種別によっても給料は異なりますので、働く事業所選びも重要です。

詳しくはこちらの『失敗しない職場の選び方』をご覧ください。

勤続年数平均月給平均年収
1年(1年〜1年11ヶ月)283,480円3,401,760円
2年(2年〜2年11ヶ月)287,940円3,455,280円
3年(3年〜3年11ヶ月)291,010円3,492,120円
4年(4年〜4年11ヶ月)296,700円3,560,400円
5〜9年(5年〜9年11ヶ月)307,980円3,695,760円
10年以上350,820円4,209,840円
全体(勤続年数8.1年)315,850円3,790,200円
出典:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

私は一応平均的なお給料はもらっているみたい!

今のままでは今のまま!
変わりたいなら行動あるのみですよ(笑)

皆さんのお給料は平均以上ですか?それとも平均以下ですか?
こちらの記事が少しでも今後の参考になれば嬉しいです。